久々の「聖地」に響く叫び声。参政党が国会を終えて新橋演説会
7月28日夕刻、参政党が久々に「聖地」新橋での演説会を開催した。国会が終わっての報告を兼ねているとのことだった。
国会議員らが浴衣で演説をすると告知しており、「これは必見ですね!」などといった仕上がった信者の声も集めていたが、直前に起きた熊本地震被害への配慮もあって着用は控えたようだ。
SL広場には、ピーク時でおよそ150~200人の聴衆がコーンによる規制線内にいた。(最近の参政党はトラブル防止でこうして聴衆を囲う)
ぎゅっと集められた客層も「参政党を見たなあ」といった感じで久しぶりに感慨深いものがあった。なぜか浴衣でなく袴姿の男はまだマシな方。周りに配るでもなく日の丸の小旗をたくさん振り回してはしゃぐ男や、そのすぐそばには旭日旗を身につけた女性も・・・。

(AIではありません)
そんな物珍しい光景に、足を止める会社員らしき人達もチラホラ。
「あれが参政党か」「やっべえ」「こええ」と笑い合う姿があった。ウォッチする私も期待通りの反応に思わず「うんうん」と笑顔で頷いてしまう。いろんな意味で知名度は上がっているようだ。
ぜひ興味が湧いたら私の「参政党と大陰謀論時代」(文春新書)を手に取っていただきたい。
チラシ配りのおば様スタッフが「どうぞ中にお入りください」と囲いの中に誘導していく。そのすぐ前に、若い男性が駆けつけて腹を抱えて大爆笑していた。
「お前さあ、ここはやべえって」と話しかけたのはどうやら、そこで待っていた友人らしき男性。おそらく待ち合わせ場所として「変な奴らが集会をやっている囲いの入り口」などとウケ狙いで指定していたに違いない。なんて微笑ましい様子。私もウォッチャーでない人生なら同じことをやりたかった。
この日は、参政党に抗議する勢力は3人ほど。だが、そんな少数の声にも過敏になって、スタッフが参政党集会名物の厚紙で音と視界を遮る(たぶん音は遮れてはいない)防御戦術を懸命に繰り出す姿もあった。
「聖域を乱すな」と聞こえてきそうだ。ここは大川隆法総裁先生の自宅前ではない。「やや日刊カルト新聞」の奮闘を思い出さずにはいられない。
囲いの外にいつもの入れ墨のボディーガードの姿こそ見当たらなかったが、アンチ対策のスタッフは増えている印象だ。

(参政党名物、厚紙DEガード)
国旗損壊罪成立に歓喜
演説は18時から国会議員が登壇。まずは参議院議員の梅村みずほが先陣を切った。高市政権と自身の古巣の維新をディスりにかかる。すると、すぐに抗議勢力が現われて、梅村はその声に嬉しそうに反応した。
「お、いらっしゃいましたね!皆さん拍手でお迎えください!『表現の自由の使者』でございます!」と聴衆を煽った。
抗議者は日の丸を掲げておらず、梅村は「バッテンつけた日の丸はないですね!苦しい国会だったけどたった一ついい報告ができます!国旗損壊罪が成立しました!旧しばき隊をはじめ表現の自由の守り手である皆さん、あなた方が必死に私たちの街頭演説を妨害してくれたおかげで、私たちの心に火が付き、国旗損壊罪を成立させることができました!ありがとうございました!」と大げさに頭を下げた。
調子に乗った聴衆も「フォー!」という喝采と拍手を送っている。うわあ。
でもお前ら、国旗損壊罪法案の採決の時に衆議院本会議を欠席したやろ・・・。

(浴衣を着る予定で髪を結ったという梅村議員。知らんがな)
参政党支持者など、ごく一部にしか評価されていない国旗損壊罪。その議論が持ち上がった後、無意味さを示すために日の丸をイジり始めた人達はいるが、彼らは別に参政党を妨害するためにそのような行為をしていたわけではない。個人的には参政党みたいなのが喜ぶからキモい法律と思っていることは否めないが、参政党がどう思っているかはあまり関係がないことである。
現在も続く参政党への激しい抗議で、国旗を損壊して嫌がらせをするような行為はない。むしろ、群衆の中でむやみに振り回している参政党員らの方が国旗を破る可能性が高い。
前にも書いたが、日の丸にバツを付けて何度か現われていた勢力は、新宿南口での集会で「それはよくない」「参政党に利することにもなる」などと厳しく注意を受けており、こうした場所に姿を見せなくなっている。
それを分かっていてわざと「参政党を妨害するから法律ができた」的なことを言っているならセコい。そして法律ができることに「ざまあみろ」などと考えているのなら、国会議員としてどうかしている。
なお、梅村だけではなく、神谷宗幣代表も同じようなことを言っていた。後述するが、ダメだこりゃ。
順に、党所属国会議員によるスピーチの模様を記していこう。
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参政党はYouTubeで伸びた集団だ。今回の演説会も公式だけでなく有象無象による動画が上がっている。が、参政党の言動にキュウン★ってなって頭の中がオレンジ色に染まっているか、もしくは厳しいウォッチ訓練を受けて耐性がない限りは視聴するのは相当キツいし、そもそも参政党に肯定的な動画の再生数を伸ばす必要は全くない。
私の記事で軽く眺めて、「ああ参政党だなあ」程度に思ってもらえたらそれで十分である。
骨なしチキンのドヤ顔
さて、というわけで次に演台に立ったのは、
