【お知らせ】黒猫ドラネコの小説が漫画化!
黒猫ドラネコです。
いつもツイッターや当レター配信でご注目いただきまして、本当にありがとうございます。別に注目なんてしてないけど何となく読んでいる方もありがとうね。私のことが嫌いなのに見てくれている人、ども。
さっそくですが本日付けで情報解禁です。長かった…。
ツイッターでも発表しましたが、黒猫ドラネコのnote小説「子宮の詩が聴こえない」が、このたび漫画になりまして、LINEマンガで9月23日(金・祝)に連載スタートします。
こちらです!

(9月23日LINEマンガでスタート)
「妻が子宮カルトに沼りました」
沼る側だけでなく、沼らせる側(いいキャラ多いんだこれが)にもスポットを当てながら、ネットにはびこるエセ・スピリチュアルとの戦いをお送りします。
日常に起こり得る絶望と恐怖感の中に、笑いあり涙あり、原作にはないちょっとお色気シーンもあり、自信を持ってお届けできる作品に仕上がりました。
LINE Digital Frontierさまのおかげで、製作陣に恵まれました。
担当編集さんが積極的にぐいぐい引っ張ってくれて、一昨年に始まったこのプロジェクトが良い方向に進みました。
作画は田丸いくさん。扉絵をご覧の通り、こんなにも圧倒的な画力の漫画家さんと一緒に仕事ができるのは、これ以上ない幸運です。私の考えたキャラに命を吹き込んでくださって感謝しかありません。
脚本は真枝アキさん。Web向けの洗練された物語を作り込んでくださっています。なぜ私は原作でこの展開ができなかったのか、「そうきたか!」と思いながらいつも監修が楽しみです。
もちろん原作通り、というか原作以上に、実在の人物や出来事とは一切無関係の完全フィクションです。
ストーリーやキャラクターは原作から大幅に加筆修正。原作ファンもそうでない方も、かなり楽しめるはずです。
手前味噌ついでですが、原作のnote小説は全31話で20万PVを突破。ありがたいことに今でも毎日のように読者が増え続けています。たくさんの方に応援していただいて評判を呼び、ここまで辿り着きました。
これが漫画になって、リアルな描写とともに物語が進んでいくと、かなりエグみのある話だなと我ながら思いました。
Webtoonというスマホ向けの縦スクロールですが、初めて体験する方にとってもこの作品は鮮やかで読み易く、ばっちりハマるのではないでしょうか。
令和最高のアンチカルト・エンタメ作品を目指して頑張りますので、皆さまの楽しみの一つに加えていただけたら幸いです。
さて、楽しんでいただけるのは何より嬉しいのですが、かなり真面目な表明もしておかなければいけません。
原作の小説も含め、私はこうしたやり方で、カルト被害や胡散臭いスピリチュアルビジネスの犠牲者を取り上げて、あたかも私利私欲のネタとして消費して終わるつもりは一切ありません。
もしこれが爆発的に売れて映像化でもしようもんなら(私の取り分は多分そんなにないですが)、おかしなスピリチュアルビジネスの被害者のために何ができるかを考えていきたいのです。
LINEマンガの国内の読者数は、私の原作小説の100倍以上います。まずはこの作品が一般にも広まることで、フィクションとはいえ多方面で何かを感じ取る人達がいることを願います。被害者から発信者になった私が、僭越ながらここまで「インフルエンサー」と化したことも含めて。
…おお、こわ。でも正直なところ、おかしなものは笑うしかないし、深刻になり過ぎても何も生まれないってのはいつも思っていますよ。
誰かを救おうと真剣になって自分が犠牲になっては本末転倒。やり方やアンチとしての発信には賛否両論でも、当事者やその身内や苦しんだたくさんの人がスカッとしたり溜飲を下げたりするなら、楽しみながらやっていく価値はあると思います。
だいたい向こうは何を強く言ってもヘラヘラして開き直るだけなんだから、だったらこっちもそれで対抗してやればいいんですよ。トンデモウォッチとはそういうものではないかなと。
私にとっては漫画原作者デビュー。実は2作目、3作目の構想も既にあるのです。どうなるか分からないけど、この路線でどんどんやりたいと思っています。
最初の作品が色んな意味で大きなムーブメントになって後に繋がるように、どうか皆さんの力を貸してください。
私の中にずっとある、創作活動の裏テーマは連載が盛り上がった時にでもまた。
それで、まったくの偶然ですが連載開始の23日(金・祝)はお昼から、 「あなたを陰謀論者にする言葉」著者の雨宮純さんとのトークライブ開催です。
早くも「子宮沼ファン」になってくれる皆さま、ぜひご観覧くださいませんでしょうか。
制作秘話なども披露したいと思っています。応援を求めておきながら、まるでご祝儀までねだるようで恐縮なんですが、ご来場でもオンラインチケット購入でも、大歓迎いたします。
また告知しますので、ぜひご検討を宜しくお願いします!
(黒猫ドラネコ)
「黒猫ドラネコ【トンデモ観察記】」をメールで読みませんか?
コンテンツを見逃さず、購読者限定記事も受け取れます。