【傍聴しました】山田ノジルさん、三浦ゆえさんの第一回口頭弁論

黒猫としての見解です
黒猫ドラネコ 2022.10.21
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どうも、黒猫ドラネコです。

靴のサイズは26センチで少し余るぐらいですが、25・5だとちょっときつい感じです。(なんだこの個人情報)

今回も明るく楽しい記事でなくて申し訳ないです。

ライター仲間の山田ノジルさん、三浦ゆえさんが学者の橋迫瑞穂さんを提訴した件です。

山田ノジルさんのツイッターの固定ツイートをご覧ください。

山田ノジル@11月より女子SPA!にて新連載
@YamadaNojiru
私、山田ノジルは、編集の三浦ゆえさんともに橋迫瑞穂氏を名誉毀損およびプライバシー侵害で提訴し、裁判所に受理されました。

詳細をまとめました。
2022/08/18 07:00
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まず係争なので全ての内容や経緯について感情を持って触れるのは難しいのですが、他にもお二方を心配されている方も多いかと思いますので、公表された訴状の内容と事実関係などを記します。

当レター後半の有料部分では、特に公にする必要がない私の個人的な感想を述べます。応援してくださる方に知っていただければいいだけの内容です。

この記事で稼ごうとは全く思っていませんので、これによって有料読者さんが増えた場合はその分を何か私事ではない別のことに使うことをお約束します。

ご興味ある方だけどうぞ。(↓有料購読への切り替え)

というわけで、20日午前、東京地裁でおこなわれた第1回口頭弁論を傍聴してきました。

民事訴訟の第1回期日の場合は被告側が欠席をすることも珍しくないとのことで、原告側の山田さん、三浦さん、弁護士さんのみの出廷でした。

以前から三浦さんと山田さんが苦しんでいたことを知っていたので、その心配もあって駆け付けた次第です。

裁判所でお二人に久しぶりに直接お会いすることができ、一時期に告げられたような深刻さや憤りは峠を越えたようで、切り替えて毅然と裁判に臨んでいるように感じて少しほっとしました。

実は訴状には私の名前も登場します。

事前にそのことへの確認が山田さん側からありましたので承諾しました。

訴状の概要は次の通り。

①橋迫氏がツイートで「三浦ゆえさんとかいう編集者が、山田ノジルと黒猫ドラネコ、マダムゆきを記事に登場させ、いい加減なやり方をさせた」「個人を誹謗中傷するライターを起用するなんて信じられない」「山田ノジルさんも黒猫ドラネコさんも問題の指摘をされると仲間内で悪口プークスクス。マダムゆきさんは堂々と誹謗中傷」などと発信。

②事実無根の①に対して、抗議のために橋迫さんの著書の版元である集英社を経由して送ったメールの内容を橋迫さんが公開し、「山田ノジルさんと三浦ゆえさんは記事への批判を裏から手を回して黙らせようとしている印象」と投稿した。

主にこの2点による名誉棄損とプライバシー侵害などが原告の主張となっています。

この件については、私と同じく訴状に名前があるマダムゆきさんがご自身の見解をブログに書いておられます。ご参照ください。

今回の裁判を傍聴した山口三尊氏も、自身の動画チャンネルで訴状を全て詳しく読んでくださっています。(動画12分頃から)

ただ、ちょっとだけ私個人のことで明かしたくなかった余計なことを言っちゃってくれちゃっている部分がありますので、今度会ったときに怒っておきます。

「子宮系スピ」を研究されている方

被告の橋迫瑞穂さんは大学講師で研究者の方です。

ツイッター上で私はなぜか橋迫さんにブロックと解除を繰り返されているようで、フォロー関係にもなく、継続的にツイートを拝見することがありませんでしたし、最近の発信は今回のことが起こるまで詳しく存じ上げませんでした。

橋迫さんが「子宮系スピリチュアル」の研究をされている方というのは、5年ほど前から知っていて、「子宮系」が出てくる著書も拝読しましたが、私の個人的感想は裁判と無関係なので後半で述べます。

SNS上で言葉を交わしたのは、それこそ私がツイッターを始めたばかりの2017年頃だったと思います。

「子宮系」についての情報を求めていた私は、橋迫さんのツイッターにたどり着き、「もしかしてこの人は子宮系を擁護しているのでは」と感じてしまったことがありました。

当時の橋迫さんのツイートを書き起こさせていただくと、

「子宮委員長はるさんを目の敵にするのは結構ですが、目の敵にすることで何をするおつもりですか。正しい科学の知識だって、現代では数ある『信仰』の一つに過ぎないんですよ。一つの信仰の正しさから、他の信仰を批判することがジャーナリズムなんですか」

橋迫さんが誰に対して何故このように述べていたのかは失念しました。

私はこのツイートに向け、「正しい科学の知識と『子宮委員長の子宮メソッド』は対等なのですか」と率直な疑問を投げかけました。「意味不明な理論を広めることを批判するのはジャーナリズムでなくても当然では?」とも。

この私の考えは今もほぼ変わっていません。

そうしたら橋迫さんは、ご自身のスタンスなどを説明してくださって、そのフィールドは学術的なものだと分かりました。

私のような批判的視点とは一線を画していることも概ね理解したので、私は一貫して橋迫さんの活動自体にはいちいち干渉しないように決めて現在に至っております。

橋迫さん個人を攻撃するような行為を全くしていませんし、もちろんそれは山田ノジルさんと三浦ゆえさんも同様だったと思います。

今回の問題になっている橋迫さんの投稿をいくつかを拝見しましたが、訴状にもある「勉強する気はないんかい」などという高圧的な言葉からは、我々ライター(なぜいつもセットなのか分からないけど)の発信が気に障って、その表現活動や自分と同じテーマを見ていることまでも気に入らないかのような態度がうかがえました。

そうした発想があったにせよ、橋迫さんに直接的に言及したり攻撃的な態度をとったりはほぼおこなっていない三浦さん山田さんに対して、事実無根の噂を投稿したりわざわざクライアントに連絡したりして、経済活動の妨害をにおわせるような言動にまで至るものでしょうか。今でもなぜなのか理解には苦しみます。

ここで三浦さん山田さんの名誉のために指摘しますが、訴状を確認しても分かるように、お二人が橋迫さん側に送った抗議メールでは「自分達の書いた記事を批判するな」などとは全く言っておらず、不当に圧力をかけるような意図が全くありません。

「三浦が当該ライターを取り仕切っているかのような根拠の無い話を流したり、クライアントに連載を止めさせるような連絡をして、印象を悪くするのを止めてください」との抗議でした。

三浦さんと山田さんがそんな内容で通達したにもかかわらず、その内容までも公開して歪曲されて広められてしまう形になったので、もはやどうしようもなくなって時間も労力もかけてでも訴訟に踏み切るしかないと決めたわけです。

さらに言うと、そう決めてからお二人には提訴のために表向きには沈黙せざるを得なかった期間がありました。

その期間に実際に訴訟準備が進んでいたことを何も知らなかったとはいえ、橋迫さんは抗議文を公開した流れのまま一方的に「法的措置を匂わされている」として、脅された被害者であるかのような態度をとり続け、辛辣な言葉を投稿し続けていたことを私は見ました。

お二人はどのような気持ちで耐えていたことでしょうか。

どういった考えのもとでまずは橋迫さんがお二人(私やゆきさんも含む?)に対して一連の言動に至ったのか、せっかく裁判になったのですから、しっかり弁明を聞きたいと思います。

ただ、たとえ何かのきっかけや動機があったとしても、そうした行為の数々が法的に許容されるのかという問題ではあると思うのですが…

(以下は有料購読者のみです)

子宮系スピの研究と批判のこと

思えば、私と山田ノジルさんとの直接の交流は、おそらく橋迫さんと最初にやり取りをした半年ほど後の2018年夏頃から始まったと思います。

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