出店はオーガニック。「言霊」も販売。居眠り続出の講演で「ワクチン危険」には歓声が上がった参政党フェス「協奏」詳細レポート(2)
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■ 参政党フェス「協奏」レポート(2)概要
(以下、敬称略)
・休憩は40分でオーガニック売店も大盛況
・公認グッズ売り場に長蛇の列
・シール5枚1500円を黒猫がゲット
・「参政党の言霊」もゲット、その内容とは・・・
・ゲストの原丈人による経済の講演は居眠り続出
・しかし唐突な「ワクチン危険」の発言に目を覚まし拍手
・そして原から勧められたのは「あの薬」
・和田政宗「自民にグローバリスト」と仕上がった発言
・議員らの漫才大会、シークレットゲストに会場大爆笑
グッズ充実、オーガニック満載
国会議員25人による1分間スピーチ選手権のあとは休憩に入った。
会場ホールを出てすぐの廊下は「マルシェブース」で出店がずらり。玄米おにぎり、米粉の菓子などオーガニック系の飲食物が主に売られていて、日本酒やコロナビール、無農薬果物のサングリアなどアルコール類も充実していた。
実は参政党フェスのメインと言っても過言ではないのは、講演や出し物ではなく、2度も予定されている40分ずつの長い休憩時間だ。参加者は我先にとお店に向かい、じゃんじゃんカネを使う。
やはり党公認グッズ売り場には長蛇の列ができていた。今回はいつもよりフェス限定商品が充実している印象だ。「協奏」をイメージしたタキシード姿の神谷代表アクリルキーホルダー(1000円)を手に取らない者はいない。
そして、なんといってもグッズの一番人気はビックリマンシール風にデフォルメされたボードメンバーシール5枚セット(1500円)。「5枚のうち必ず1枚は超レアなキラキラシール」という売り文句だった。
5枚のうち1枚がキラなのだから「超レア」は優良誤認ではないのか。まあいいや。

(パンフレットよりフェス限定グッズ)
とりあえず、ウォッチャーの同志へのお土産もかねて、しっかりとシールセットは購入させていただいた。
問題は神谷、吉川、豊田、安藤、最上のうち誰が光っているのか。だが銀色の外袋を破るのはしばらく先にしておきたい。いつかのトークライブなどで盛大に開封の儀を執り行うこととしよう。
さて、他にもバカ高いパーカーや、売れ残りであろうオレンジビブスなど様々なグッズが並べられていたが、私の目に飛び込んできたのは、どこで買えるのか全く分からなかった「あの逸品」である。迷わず手にとって呟いた。
「あ、あった・・・!」

(ついに手に入れた)
ウォッチャー垂涎の「参政党の言霊」をついにゲットである。胸が熱くなった。並んだかいがある。100ページほどの薄い冊子で800円(うろ覚え)。安いと感じるのは完全に感覚がマヒしているからだろう。
クラウドファンディングのリターンとして送られることが判明し、「やっぱりカルト宗教じゃねえか!」などとSNSをざわつかせていたこの一冊。いったいどんなことが書かれているのだろうか。
休憩後のあまり興味があるとは言いがたい講演の時間で、じっくりと読ませていただくとしよう。
思わず白目になったその驚きの内容は限定部分に記す。
観客席、スヤァ
休憩が終わり、「学びの時間です」(司会者談)としてゲストによる講演が始まった。内閣府参与などの経歴があり、岸田総理のブレーンだったという原丈人の登場である。
次のように紹介されていた。

あ、ごめん。貼るスクショ画像を間違えた。
こちらである。

(「協奏」サイトの紹介よりスクショ)
スクリーンにド派手な紹介PVが出たこととは対照的に、登壇した原は静かなトーンで語り始めた。しかし、舞台裏での何らかのアクシデントだろうか、「ドスン」という大きな鈍い音が会場中に響いてしまった。
原が自己紹介を中断し「テロリストかな・・・?」と言うと、会場からクスクスと笑いが漏れる。気を取り直して話を進めるとすぐに、今度は音響のミスでPVの軽快な音楽が鳴り響いてしまった。
ゲスト講演者が登壇しているのになんという不手際の連続だろうか。「こういうのも(ライブの)いいところですよね。番狂わせを楽しむ皆さん」と笑いに変えた原の穏やかさに、運営側は救われたことだろう。
予定で80分間ほどの講演は「公益資本主義と日本経済」とのタイトルだ。
こんな難しそうなお話を、さっきマルシェで買った無農薬ぶどうジュースをグビグビ飲みながら1500円のシールセットを開けて「吉川さんのキラキラ出た」「やったじゃん」「こっちは豊田さんだ」なんて言いながらキャッキャしている参政党員たちが理解できるのか。嫌な予感がする。
原の講演は、序盤での「あんなに助言したのに岸田総理は何もやらなかった」という暴露話にドッと沸いたぐらいで、あとは特に盛り上がらなかった。
しばらく経つと、案の定の光景が広がった。観客席は午後のお昼寝タイムと化したのだ。見渡したところ半分以上が目を閉じている。見事なまでのスヤァである。
なんということだろうか。必死に耐えていたが眠ってしまったというより、最初から「寝てもいいや」ぐらいの感じ。一般席とは言え、2万円払っていてこれだ。贅沢なシエスタだこと。
まあ、自分のカネで参加しているのだから、どういう態度でいようが自由ではあるが。
というわけで、誰よりも真剣にメモ帳に書いている私もバカバカしくなる。やっぱり原の話は難しいし、これまでの彼の歩みと独自で提唱している経済論だった。一般席の党員としては「求めていた学びはこれじゃない」という思いが強そうだ。そして、よく考えてみれば私は学ぶためにここに来たわけではない。
こうなったら予定通り「参政党の言霊」を読んでやろうじゃねえか。ドキドキしながらめくってみる。驚きの内容だった。完全に「教典」だ。なんと全102ページが
