【潜入ルポ】目覚めちゃった六千人!「誰が安倍元首相撃ったか調べろ」に大拍手。参政党の政治資金パーティー①

あの国政政党の政治資金パーティーへの潜入記の第1回です
黒猫ドラネコ 2022.08.24
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どうも、黒猫ドラネコです。

少しずつですが暑さも和らいでいる感じですね。

大変お待たせしました。今回から、自分も楽しみにしていた「参政党の予祝パーティー、潜入ルポ」を数回にわたって配信させていただきます。

8月21日(日)におこなわれた、新しい国政政党の初めての政治資金パーティーが一体どんなものだったのか。私の目線から語っていきます。おそらく他のメディアは誰一人として現地では見ていないはずです。(もしいたら情報交換したいので教えてください)

日ごろから有料登録で支援してくださる皆さまのおかげで、こんなバカ高いチケット代を出して取材ができ、楽しく記事を書くことができました。感謝です。

では、今回のルポ第1回の概要は次の通りでございます。

▽会場スタッフ含めノーマスク9割以上

▽2万円も払って配布物もナシ

▽寄付金ブースでおばあちゃんが…

▽オープニングは謎の”愛国ヒップホップ”

▽中高年にスイッチ入る「参政党!」コール

▽司会は「胎内記憶教育認定講師」

▽10年以内に政権獲得…??

▽「誰が安倍元首相を撃ったのか調べろ」

▽コロナ黒幕と「有害無益なワクチン、マスク」

▽神谷さん以外は全部反日です!

これでパーティー開始から約1時間までの内容です。長丁場になりそうだな…。

記事のバラ売りができず申し訳ないのですが、今回のルポを全文読んでみたい方は、月額の有料登録をお願いします。

この機会に登録していただけたら、これまでに出した全てのレターを読めます。配信後に遅れてツイッター上でも宣伝はしていますが、いち早くメールで届くので見逃すことがありません。月に3回以上配信する記事も、有料限定部分まで一気に読むことができます。

今後さらに充実した内容が書けるよう、取材費用などに使わせていただきますので、是非ご検討をよろしくお願いします。

さてさて、では記事に入る前に、今回の参政党のパーティーに参加された党員の皆さんへ。

楽しんでいましたね。ツイートで今回の記事を出すと告知をした時、「非公開の有料イベントを表に出すなんて」と怒っていた方がいましたが、皆さんも私のように自身の意見や感想を自由に発信してみてはいかがでしょうか。

チケット購入の際に「他言禁止」の契約なども全くしていないわけだし、何より有料イベントだろうが何だろうが、公的な存在である国政政党の動向の論評は誰でも自由にできるはずです。(え、自由じゃないって? なんでなんで???)

全てを録画などして公開する訳ではなく、あくまでも現地の様子のレポートと私個人の感想です。捏造したり切り取ったりは絶対にありませんが、そりゃあ見る部分は偏ってはいますよ。私が思ったことを書きたいように書くのであって、新聞記事じゃないんだから。

ありのままイベントの全容を知りたい方は、党が出す公式のアーカイブ配信などを購入してご覧ください。そっちの方が偏っていると思いますけどね。

それではお楽しみください。どうぞー

*********

サマソニのすぐそばで

やや曇天の日曜日。

正午の海浜幕張駅は、サマーソニック2022の開催で大混雑していた。開放的な装いで嬉しそうに、飛び跳ねるように進む若者グループや恋人たち。日本有数のコンベンション施設・幕張メッセへと連なっていく列が眩しい。

それを横目に、隣接するイベントホールへと、地味めな中高年たちが吸い込まれていく。なぜ私はこっち側なんだろうと軽く凹んでしまう。(自分で潜入してんだろ)

参政党の政治資金パーティーだ。

2万円もするチケット代を払って参加することに決めたのは、同党が7月の参院選で議席を獲得してすぐのことだった。国政政党となって初の大規模イベント。この政党のほぼ全てを疑問視する者として見逃すわけにはいけない。

パーティーのタイトル「予祝」とは、あらかじめ祝っておくことで願いが叶うという意味合いで、スピリチュアル系の方々となぜか一部の野球ファンにはおなじみの言葉である。

祝う気は毛ほどもないが、その雰囲気だけは記しておきたいと思った。私のチケット代が、いつかきっと参政党が本当に健全な集団へと生まれ変わった時に使われることを信じ、

たりは全くしていない。仕方なく2万円払ってやるからありがたく思え。その代わり記事を書かせろよな。ぐらいが正直なところだ。

まずは会場前。党のカラーであるオレンジ色のオリジナルTシャツを着た人はなぜかそこまで多くないことが気になった。最終的にもおそらく全体の半分もいなかったのではないか。私が主催者ならちょっとガッカリだ。

しかし、半数であっても、おじ様おば様のオレンジ色シャツを目の当たりにして、背中に「おはよう。」とか「投票したい党がないから自分達でなんちゃら」とか白い字で縦に書かれていることに気付くと「ああ、いよいよ来た…」とまるで試合前のような心境になる。

ついに国政に入り込む「目覚めちゃった人達」のエネルギーは、果たしてサマソニを凌駕するのだろうか。見届けてやろう…。このレターの多くの読者の期待を背負い、使命感のようなものがみなぎってはいるが、なにせここから7時間もの拘束だ。オレンジにしてもかなり酸っぱいひと夏の経験になることだろう。

いよいよ会場入り、ノーマスクの数は…

チケットは事前に購入しているので、スマホのQRコードを見せて入場だ。入り口で紙のリストテープを渡された。再入場のための目印。外に出ないなら別に必要なかったのだろうが、何も考えずにつけてしまった。

(オレンジのバンド)

(オレンジのバンド)

この手錠がまるで消えない罪のように私の心の奥まで突き刺さってどうのこうの。

いや、ごめん。そんなに深く考えちゃいないよ。むしろつけといた方が変に怪しまれずに済むだろう。いや、怪しまれるはずもない。こういう潜入のために私はネットに顔出しをしていないのである。黒猫シールがたくさん貼ってあるスマホだけは出せないが。(バラすなって)

さあ、ついに会場入りだ。並ばずに入れたのだけはよかった。そのへんの運営はしっかりしているようだ。

まずは接客スタッフがマスクをしていることに驚いた。おお、ちゃんとしてるじゃん!これで私はマスク姿も怪しまれずに済む。やはり国政政党として、施設側が出した利用規約ぐらいはきちんと守っている

…と、思われたのはほんの一瞬だけ。残念だ。よく見ると、マスク着用のスタッフは10人のうち多くても3人ほどの割合。悲しいけどやっぱりそうなるよな…。

そうだよ。これが参政党なんだ。

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