【報告】陰謀論集団QAJFのEriを名誉毀損で訴え、勝ちました
今回のレターはこちらの件です。
応援してくださった皆様ありがとうございました
表題の通り、この裁判の相手(被告)はQAJFのリーダー格・Eriというアカウントです。
Xに投稿した通り、昨年12月18日に判決が出まして、被告に103万4000円の損害賠償が命じられています。
これまでも具体名などを伏せてお知らせしてきましたが、ようやく公表できてスッキリしました。
(凍結以前のアカウントより)
なお、黒塗りした住所については、本人に気付いてもらうために一部分だけ残しました。
もちろん個人情報を全て公表するようなことはしません。ただ、もしも本人が投稿やこのレターを読んだら、裁判所からの書面を今度こそきっちり受け取り、速やかに支払うことをおすすめします。
この裁判について、詳細は限定部分にも記しますが、概要は以下の通りです。
◇ライター黒猫ドラネコがQAJFのEriに勝訴
<概要>
・日本版「Qアノン」QAJFのリーダー格・Eri(凍結済)と黒猫がTwitter上で口論
・EriらQAJFメンバーの攻撃対象にされた黒猫が暴言を浴び続ける
・黒猫がEriらのアカウントの開示請求
・Eriのアカウントを動かす関東在住のE氏(名前から女性と推察)を特定
・E氏の居住地に訴状を送るも2度の受け取り拒否
・東京地裁で公示送達での提訴が受理され、被告欠席の裁判が始まる
・通常1回のところ2回の期日で結審(この理由は後述)
・黒猫が勝訴。EriことE氏に103万4000円の損害賠償命令判決
・判決が確定 ←今ココ
QAJFの悪質な投稿の被害に遭われた方々に知ってもらうためにも、広く拡散していただけたら幸いです。
なお、QAJFについては以前書いたこちらの記事も参考に。
トランプ氏らを信奉する集団なのですが、自分達の正義のためなのか、著名人や皇室や企業をターゲットに、SNS上で常軌を逸した投稿を繰り返しています。
画像をコラージュして首を斬ったり、絞首刑にしたり、殺害をほのめかすような投稿まで多々あり、これらの悪質な言動は今も続いています。
当然、通報されて凍結されるのですが、すぐにアカウントを作り直したり、仲間がその画像を使いまわしたりするのでキリがありません。
以下はほんの一例です。
(QAJFの投稿一例。モザイク処理はこちらでしました)
(QAJFの投稿一例。モザイク処理はこちらでしました)
(医師や著名人らを標的にするQAJFの投稿一例)
(医師や著名人らを標的にするQAJFの投稿一例)
表現の自由はあるにしても、QAJFメンバーはそれから大きく逸脱した投稿を繰り返しています。私がされたように、批判する者に粘着して群れてリンチするような投稿も目につきます。
こうした誹謗中傷を繰り返す集団に持ち上げられ、その中で最も発言力を持っているEriというアカウントについては、Qアノン取材の第一人者である藤原学思記者(朝日新聞)の記事をどうぞ。
藤原記者は「Qを追う 陰謀論集団の正体」(朝日新聞出版)も出しており、Eriの実態について取材したことによりQAJFから最も嫌悪される存在になって、今現在も凄惨な誹謗中傷のターゲットになっている一人でもあります。
また、こちらはEriのアカウント凍結を報じるBBC記者の投稿です。日本のQアノン活動の主要人物として世界の関心ごとにもなっていることが分かります。
今回、私がEriに勝った裁判は、デマやヘイトの温床となって世界的な問題になっているQアノン活動の主要人物の素性を明らかにし、そして名誉毀損による訴訟で損害賠償が認められた初めてのケースになるかと思います。
この訴訟の後に続く人が現れるように、意義のあるものにしたいと私は考えています。
当レターのメンバー限定部分では、私が受けてきた誹謗中傷の内容や、判決書の一部を公開し、どのように裁判を進めたかなどについても解説していきます。興味があればぜひ登録してご覧ください。
これまでの裁判はクラウドファンディングや寄付などに頼らず全て自腹です。今後も記事を読んで応援していただけることが最も励みになり、助かります。過去記事の限定部分も全て読めるようになってお得ですので、ぜひご検討ください。
何かに批判的な活動をしている以上、私の言動も批評されて当然だと思ってはいますが、それと名誉権侵害をはき違えてはいけません。
これからも私個人を名指しして一線を越えたものは躊躇せずに訴えていくつもりです。
どうか他の方も、スルーせずに毅然とした対応をして欲しいと思います。
QAJFの攻撃対象にされ、被害に遭っている方、企業の皆様へ。
XアカウントのDMを解放しています。ご連絡いただければ、私にできる限りの協力をします。私はきっちり勝ちました。今後の債権回収でも新たな裁判でも逃がすつもりはありません。
話が通じない陰謀論集団ではありますが、私の判例ができたので、もう泣き寝入りすることはありません。
黒猫ドラネコのアカウントはこちらです。QAJFについての情報もお待ちしております。
また、他メンバーの投稿についても、執拗で悪質なものについては開示請求を検討中です。(たぶん他の反ワク連中の方が先ですが)
そして今月末までに、元QAJFの関西在住男性を訴えた別の裁判も始まる予定です。Eriらの攻撃に便乗するような形で、私を名指しして「詐欺師」などと投稿したことによる名誉毀損で損害賠償を求めています。
その男性は、開示請求が通ったあと「黒猫に訴えられそうだ」とQAJFメンバーに打ち明けたところ、誰も真剣に相談に乗ってくれなかったこともあって、QAJFと関わるのをやめたとのことでした。(冷てえなあ)
謝罪を求める内容証明を送ってすぐ、ご家族から私の代理人に連絡がありました。