【潜入ルポ②】”氣付いた国会議員”の対談が実現!「陰謀こそ事実では」「ディープステート」にユリ・ゲラーの話題まで…。参政党政治資金パーティーin東京ビッグサイト

9月9日に行われた参政党の政治資金パーティーを見てきました②
黒猫ドラネコ 2023.09.19
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格闘家議員登場に歓声

 副代表の「懇願」も含んだ挨拶に続き、よく分からないオペラ歌手が登場。実にオペラっぽく君が代を独唱した。(語彙力よ)

 司会者からは「豊かな歌声でした」(いや語彙力よ)。国歌にそぐわない感想に首を傾げたのは私だけか。歌ったのはどうやら先の参院選にも出馬(落選)した大阪・豊中市の人気者(党内では)らしい。一応プロだそうだが、やっぱりよく分からない。

 今回の政治資金パーティー最初の目玉は、現役の国会議員二人によるビッグ対談。党代表に就任した神谷宗幣氏、そして元格闘家の須藤元気議員によるトークライブが始まる。

 「二人は同い年」と、プリキュアみたいにアナウンスされたが、そんなどうでもいい情報にさえ運命を感じるのがここの客層だ。ステージ上にイスが用意され、神谷代表と須藤議員がにこやかに登壇。沸きあがるような大歓声、割れんばかりの拍手が起こった。

 「元気ですかー!!」

 須藤議員がいきなり大声を発する。

 「元気があれば何でもできる。須藤元気です、よろしくお願いします!」

 神谷議員の挨拶もそこそこに、須藤猪木が「さっき同い年と紹介があったけど、身長も同じなんですよ!」などと嬉しそうにトークの主導権を奪った。

 そして「めっちゃ人が来てますね。立憲フェスはこの5分の1いないぐらいでしたよ!」と前所属政党をディスるリップサービス。「参政党の勢いを感じます。変わった人達なんですね。あ、すみません本当のこと言っちゃって」と、持ち上げて落とすようなジョークも交え、一気に会場を温めた。

 タレント議員の本領発揮である。

 超党派「反ワクチン議連(いや、あるのよこれが…)」などで同調している。このパーティーにも出てしまうあたり、いま最も参政党に近い無所属議員といっても過言ではないだろう。

 自身のダンスグループのパフォーマンスも見せるなど、用意されたイスに少しも座っていないほど終始せわしなく動いた。神谷代表の舞台裏での様子を「ため息をついて疲れていた」と明かしてイジったり、代表から「選挙が近くなるといろんな形で妨害される」などの苦労話をうまく引き出したりしていた。

 勢いのまま話題は当然のように「ワクチン」へ。

 いや、あの、読者の皆さん、「なぜ…」と言われても知らんのよ。こっちが聞きてえのよ。

 他党が言わないことを言うとの意味なのか、神谷代表が二人の国会での活動を「プロレスでやっているところに本気でケンカ仕掛けにいっているようなもん」と表現した。

 これに須藤議員も同調。「参政党といえばワクチンの問題とか、みんなダンマリなところで発信してくれている。本当かそうじゃないかの可能性を提示するのが政治の大事なこと。陰謀論というのは実は本当なんだと感じる時代になっている。今は陰謀こそが事実なんじゃないかと可能性をみんな感じてきている気がする」と述べた。

 そして「日本が終わっちゃう危機感がある。もう手遅れではないかと…」と残念そうにしながらも、すぐに観客席を眺めて「皆さんを見て、明るい未来を作れるんじゃないかと感じましたね」とまた持ち上げ、万雷の拍手を浴びていた。

(パンフレットより)

(パンフレットより)

参政党入りはイヤ…?

 数少ない「目覚めた」「氣付いた」議員だ。

 言葉の一つ一つに目を細め、何度も嬉しそうに頷く神谷代表。こんなにも主義主張が一致している。ここしかない。

 ステージ上で神谷代表がついに「早く参政党に入ってもらいたい」と、どストレートなラブコールを送った。

 会場からは「うおおおー!」と歓声。指笛まで起こり、期待感が溢れたのか鳴り止まない大拍手。

 こ、こんなのもうマッチング成立の流れでは…? 

 そう思った次の瞬間、須藤議員は立ち上がって「押忍(おす)!」とおちゃらけた。

 「いやあ『押忍』って便利な言葉なんですよ。学生時代に先輩に何かを言われたりしたときでも…」

 なんと全く関係ない話を始めてしまったのだ。

 なぜだ…なぜそんなはぐらかし方を…? 参政党に入りたくないの…? 私の周囲の席にもちょっぴり困惑した微妙な空気が流れていた。

 神谷代表が衆院選へのビジョンなどを語り終えると、須藤議員から神谷代表へ「議員の中で仲の良い人はいますか」との質問。

 須藤議員自身は、議員会館内のジム仲間だとして、細野豪志議員、鈴木宗男議員らの名前を上げ、鈴木議員については物真似を交えながら敬意を口にした。

 神谷代表から「最近では原口先生かな」と原口一博議員(立憲民主)の名前が出ると、須藤議員はASKAのライブで隣になったエピソードを明かす。そして「あの人『ディープステート(DS)がどうこう』って最近ね。すげえな原口先生って。ああやって体張っている人を見ると、俺もまだまだだなと思っちゃうんすよ」と、こちらも尊敬の念を示した。

 原口議員みたいに突き抜けられない自分を卑下するような(突き抜けるのもどうかと思うが)話の流れで、先ほど参政党入りの打診を誤魔化した理由がここで明かされる。

 「格闘家ってビビリなんです。まず負けないってことを考える。その上でどう勝つか。だから踏み込むタイミングっていうのはやっぱり(大事)。さっき誘ってくれたけど、本当に参政党のファンなんです。入る入らないはどうしても…タイミングだったりとか…」

 つまり慎重になっているとのことだった。

 前回レターでも司会者の女性が話したことを紹介したが、このパーティーで「参政党と一定の距離を保つ」との態度をとったのはこれで二人目である。

 (三人目は超大物だった。そのもようは次回で触れよう)

 しかし、みんな誰に言い訳してんだ。

 こんなのに参加しておきながら今さら立場を明確にしても遅いんじゃね…?

ユリ・ゲラーの予言

 神谷代表から須藤議員へ「いつからこういう世界になっていると気付きましたか? 国際金融資本だとかグローバリストだとか(に支配されている)」と質問が飛んだ。

 さすが参政党としか言いようがない。が、しっかり答えるあたり、須藤議員もさすがである。

 20代の頃に本を読み、陰謀論やスピリチュアリズムに興味を持ったという。

 「この世界は白か黒かじゃなくてグレーにも答えがあって、もしかしたらと思った時に『本気でやろうとしてんな』っていうのは感じました。このコロナ禍で、本当に彼らは。ニューワールドオーダーは冗談じゃないんだって思って」

 普通の人は何を言っているか分からないはずだが、「目覚めちゃった人達」にとっては満点の回答だろう。

 ここで須藤議員から驚きのエピソードが明かされた。

 「ユリ・ゲラーって知ってますか。スプーン曲げの。16年前に対談をしたことがあるんです」

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