トンデモ観察で振り返る2024年
どうも、黒猫ドラネコです。
色々あって、あり過ぎた2024年が終わりますね。当レターも開始から3周年となりました。登録者数も1万8000人を超えて増え続けています。来年には2万人突破も見えてきました。
皆様のおかげです。本当に感謝の1年でした。
今年もたくさんの方に読んでいただけたトンデモ観察記。特に反響の大きかった出来事をレター記事に沿って振り返って解説していきたいと思います。
▽参政党ジャンボタニシ騒動
・毎度おなじみ、あの国政政党のお騒がせがここにきてピークに達した感。オレンジ色の集団がピンク卵の憎い奴と奇跡のコラボです。グローバリズムは敵視するのに外来種はいいのかというツッコミもありつつ、農水省まで注意喚起をする事態になりました。それでも党幹部らは「小さいこと」なんてヘラヘラしていたもよう。本当に参政党さんさあ……。
▽反ワクチン・陰謀論者さんが大連合化
・24年の象徴的な出来事。細分化していた方々が一大勢力へと固まりました。もともとの反ワク集団に保守系政治団体などの介入があって団結した通称「国民連合・国民運動」の動きです。春の池袋デモを皮切りに大規模集会を開催していきました。国内の反ワクチンを一手にまとめ上げるのではと思われた情勢が現状どうなったかは後述しましょう。
▽超怖い集会
・今年初めて開催。「安倍晋三元首相暗殺の真犯人を調べろ」的なイベント。正直こんな怖いの見たことない。ネット上オンリーならまだしも、実社会にここまで陰謀論が来てしまったかと震えましたね。
▽反ワク・陰謀論者さんの選挙
・選挙戦が何かと話題になった一年でした。衆院東京15区補選でつばさの党の妨害が問題になり、都知事選では内海聡と田母神俊雄が結託しての反ワク大集会が国会議事堂前で実現。その後の衆院選にもうつみんが出馬し、参政党が3議席獲得し、まさかの日本保守党からの反ワクインフルエンサー立候補など盛りだくさん。25年もこの流れなのかなあ…はぁ……。
▽黒猫裁判の経過
・個人的なトピックとしては人生初の裁判をこなしました。ご報告は諸事情あって来春にしますが、今のところは大きな負けもなく、かなり順調に来ていると思います。優秀な弁護士さんに出会えてよかったと思っています。
▽反ワクさんやらかす
・巨大集団化に成功したかに見えた国内の反ワクチン勢ですが、どえらい事をやらかします。内部のゴタゴタもあってやや勢力に陰りが見える中で開催された晩夏の有明集会。ここで「若者のサクラ」動員が発覚。過去の集会でも毛色が違った集団を形成していたホストグループ関係者などの画策で、デモ参加者を金銭で釣って水増ししたことが明るみに出ました。しかもこのバイト騒動には「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」の関与まで報じられる始末。あーあ。
▽あの陰謀論集団が奇跡的なカムバック
・元祖・迷惑系反ワク・陰謀論集団といえばこの方々。神真都Qが結成3年の節目で、なんと約100人が集結して新宿をデモ行進。まだこんなにいたのか!と熱心なウォッチャー勢も大喜び。いや喜んではいかんのだけども。
▽反ワクさん、またしてもやらかす
・色々あった年の最後の最後にもやってくれましたね。9月に発売され、反ワクさんにとって希望の書になりつつあった「私たちは売りたくない!」(方丈社)に衝撃の「捏造」が発覚。名指しされたMeiji Seikaファルマの内部調査で分かったのは、社内チームで書いたとする内容に反して一人で書いていたこと。さらに、故人のためにとした内容のはずが、実は故人とも面識がなかった、という胸くそ展開。しかも元々バキバキの反ワクさんが書いていたという話で。これはもう開き直るしかないだろうなと思ったら案の定そういう展開になっているようで…。引き続き、情報を集めていきます。
2025年はどんな年になるのでしょうか。何も起こらないはずはなく…願わくば何とか笑いにできる程度のネタばかりでお願いしたいところですね。無理かなあ。
引き続き、一緒にトンデモな出来事を観察していきましょう。
良いお年をお迎えください。
(黒猫ドラネコ)
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